Policeの方は比較的新しい?

皆さんはアメリカの警察というとあまり馴染みがないと思います。

実はアメリカの警察というのはアメリカ自体がいくつもの州などからなっているために連邦、州、郡、市、町、村のそれぞれに独自の警察を設けることができてしまうんです。

日本は警察というのは1つだが、アメリカには独立した警察がいくつもあることに驚いた。

そして日本では通常は考えられない組織などにも警察権が与えられているようだ。

アメリカの警察は日本でよくPolice(ポリス)と呼ばれますが、アメリカの方では各州の郡で活躍するSheriff(シェリフ)、郡や市町村ではMarshal(マーシャル)、Constable(コンスタブル)といった呼び名ものある。

後者の呼び名の方がPoliceよりも歴史が古い。

Policeの方は比較的新しい呼び名なのである。

またPolice以外でも警察活動を行う法の執行機関が多く存在し法執行官でさえ把握しきれていないほど複雑なものとなっている。

そんな複雑なものとなっているため、アメリカの警察職員(法執行官)は74万にほどいると言われている。

さらに日本の警察では定年まで雇用されるものであるが、アメリカは条件の良いところへ転職する法執行官も存在する。

条件の良いところへ進むのであれば高い知識がなければ転職できないところもある。

日本でもある警察官採用試験も存在しているが試験自体の頻度は機関によってまちまちである。

またアメリカの警察官は全て共通して同じ制服というわけではない。

これは機関の数だけあり、色も異なっているのでアメリカを旅行する際に実際に確認してみるといいだろう。

制服は機関から基本的には支給されるのだが、一部機関では自腹で購入しなければいけないところもあるようだ。

今回、アメリカの警察について調べてみると日本の警察とは共通している部分もあるようだがまったく異なっている部分も多くあった。

やはりこれはアメリカという国の文化などが影響している可能性はあるのではないかと思った。